所 在 地 | 伊勢市岡本二丁目10-80 |
電話番号 | 0596-28-5372 |
本 尊 | 薬師如来 |
宗 派 | 真言宗醍醐派 |
真 言 | おん ころころ せんだり まとうぎ そわか |
開 山 | 行基菩薩 |
開 創 年 | 天平十三年(741) |
縁 起 | 当山は天平十三年(741)聖武天皇の勅により行基菩薩が国家鎮護の祈願所として、伊勢の前山に創建され、建長年間(1249〜56)には外宮の西へ、次いで寛永十一年(1671)に現在地へ移っている。この地には塔頭十九ヵ寺を有し、大峰山修験道の先達寺院として威容を誇っていた。明治維新の廃仏毀釈により、今日に残るのは護摩堂(威徳院)一宇のみとなった。常滑市瀬木地区にあった当山の寺領地(常滑市史)や、全国各地にあった寺領地も返納の止むなきに至った。しかし大正四年(1915)には聖天堂や、新しい参道もでき、現在の復興を見るに至り、修験寺として伊勢市を中心に、修練の日々を続け、多くの信仰、信者を得ている。当山では、修験本来の寺務である柴灯大護摩、祈祷、易占、家相、名付けなど、古来よりの修法そのままに継続し、祈願に訪れる人が絶えない。 当山に伝わる主な寺宝は次のとおりである。
陶経筒 国の重要文化財、治承ニ年(1178)作。
愛染明王坐像 県指定文化財 鎌倉時代106cm。
十一面観音立像 市指定文化財 平安後期107cm。
薬師如来坐像 市指定文化財 平安前期 伝行基作。
大聖歓喜天 日本最古 延宝六年(1678)作。
役行者像 日本最古。理源大師御親筆写経。 |
みどころ | 修験道とは、自然崇拝における山岳修行によって超自然的な力を体得し、密教、陰陽道(易学)などと習合することにより、呪術的活動を根本とする宗教であるとされている。修験道には当山派と本山派の二大勢力があり、世義寺は当山派の最高位大宿として活動していた。かって本山派修験と世義寺との争いを、徳川家康が仲裁していることからも、当時の勢力を推察できるものである。七月七日の柴灯大護摩は十万人もの信者で賑わう。 |
年中行事 | 12月31日〜1月1日 新年浴油会
2月節分の日 厄除星祭会
7月7日 柴灯大護摩
毎日午前10時 歓喜天浴油供
如法経会、祈祷、易占、家相、護摩祈祷には予約が必要です。 |
交 通 | (公共交通)近鉄宇治山田駅より徒歩10分。
(車)伊勢自動車道伊勢インターより北西二2.5km または伊勢西インターより北進1km。 |
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