所 在 地 | 津市西古河町3-1 |
電話番号 | 059-225-6010 |
本 尊 | 十一面観世音菩薩 |
宗 派 | 真言宗御室派 |
真 言 | おん まか きゃろにきゃ そわか |
開 山 | 不詳 |
開 創 年 | 不詳 |
縁 起 | 開山の由緒は不明である。郷土史によれば今より四百年程前までは市内中央部に建立されていたが、慶長十三年(1608)藤堂高虎が伊予今治より津藩へ移封後、城郭整理拡張の際、現在地に移されたと記されている。当時は京都仁和寺の直末寺で、七堂伽藍を有する大寺で鈴鹿郡関の地蔵院との関係深く、明治維新まで三十年日ごとに当寺へ出開帳法要が営まれたと伝える。明治二十四年(1891)火災に遭い、旧記、宝物などすべて焼失した。同二十五年に再建される。その後、昭和二十年七月、太平洋戦争津空襲で本堂を焼失。幸いにも本尊は難を免れた。戦後本堂を再建し今日に至っている。本堂には、本尊十一面観音はじめ、不動明王、文殊菩薩、弘法大師木坐像が安置されている。境内には子安地蔵、琴平大権現、神変大菩薩を祀るお堂が造立。大正初期に立てられた信者の寄進による四国八十八カ所霊場の小堂が建ち並んでいる。また西北面には西国三十三カ所霊場の本尊石仏が安置されている。本堂横には「種繁稲荷大明神」の社が建てられている。本尊の十一面観音立像は、木造像高65cm、毘首羯磨作(名工の作という意)といわれる。当地域は昔から農家、商家の混在する土地柄であり、五穀豊作、商売繁昌、現世利益を祈る信者が多く庶民の寺院として親しまれ、今も参詣者が多い。 |
みどころ | |
年中行事 | 大晦日〜元旦 新年祈祷会
2月節分の日 節分会、星供養祭
3月初午の日 初午会(種繁稲荷大明神)
3月21日 春季彼岸祭
4月8日 釈尊降誕会
8月23日、24日 地蔵祭盆踊り
9月21日 秋季彼岸会
毎月18日 観音法要
毎月21日 弘法大師法要
毎月24日 地蔵尊法要
毎月28日 不動尊法要 |
交 通 | (公共交通)近鉄津新町駅より三交バス・南二丁目下車徒歩5分。
(車)国道23号線津三重会館西入り、県道42号線(津芸濃大山田線)新町大橋南入り |
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