所 在 地 | 津市大門32-19 |
電話番号 | 059-225-4013 |
本 尊 | 聖観世音菩薩 |
宗 派 | 真言宗醍醐派 |
真 言 | おん あろりきゃ そわか |
開 山 | 元明帝 |
開 創 年 | 和銅二年(709) |
縁 起 | 縁起によれば、元明天皇和銅二年(709)霊像が海中から出現し、その奇瑞霊験が天聴に達し、一伽藍を創建され、勅願書と定められた。これが当山の本尊聖観世音の由来であり、草創である。以来伊勢神宮「一御厨観音」「鎮守の氏寺」として庶民の崇敬を集めてきた。明応七年(1498)の震災後当初の津興柳山より現在地に移った。その後関ケ原合戦の余波をうけ、焼失。慶長十八年(1613)初代津藩主藤堂高虎が本堂を再建され、以来藩主代々の祈願所となり、鐘楼堂、銅灯篭、仁王門など寄進、寺容整い浅草、大須と並び日本三大観音といわれる名刹となった。安永八年(1779)頃から境内で相撲興行など催物が許され、信仰と憩いの寺院津観音の特徴が形成されてきた。歴史ある諸堂宇も昭和二十年の戦災で一夜にして焼失してしまった。戦後昭和四十三年旧国宝の本堂を基調として優美な新本堂を再建。続いて仁王門など諸堂宇も着々と再建され、再び親しまれる津観音に復興した。本堂西に鎮座する大宝院の本尊阿弥陀如来は「国府阿弥陀」と称され、伊勢皇大神宮の本地仏である。当山では先の戦時にも寺宝の多くは避難させ、今日貴重な文化財として所蔵されている。境内の銅灯篭(高虎公寄進)、銅鐘(於奈津の方寄進)ほか、弘法大師、藤堂高虎公ほか画像約七十点、後花園天皇綸旨、秀吉朱印状など約五十点の古文書類は収蔵庫に保存されている。境内には桐の木が植えられ、初夏には紫色の花が咲き参詣者の目を引く。由緒ある古刹として庶民の信仰を集めている。当山は伊勢西国三十三カ所第十四番霊場、真盛上人第十五番霊場である。 |
みどころ | 平成13年(2001)5月に、仏法興隆と世界平和を祈念して純木造本瓦葺の五重塔が建立された。五重塔の内部は極彩色の仏画と脱乾漆造4体の仏像がまつられている。五重塔内陣の一般公開は5年に1度行なわれる予定。 |
年中行事 | 1月1日〜3日 初詣
2月節分の日 節分行事(鬼押え神事)
4月1日〜3日 津観音会式(本尊御開扉)
4月下旬 花桐まつり
7月28日 平和と感謝の祈り(戦没者供養)
8月9日 十日観音、四万六千功徳日
10月10日 津大祭、観音詣
12月31日 除夜の鐘〜初祈祷
毎月18日 観音縁日
春、秋の彼岸法会 |
交 通 | (公共交通)近鉄JR津駅〜津新町駅間三交バス京口立町下車徒歩3分。
(車)国道23号線津立町(津信金前)東進む。 |
メールアドレス |
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ホームページ |
http://www.tsukannon.com/ |
写 真 |
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