所 在 地 | 津市大谷町260 |
電話番号 | 059-227-3034 |
本 尊 | 十一面千手観世音菩薩 |
宗 派 | 真言宗御室派 |
真 言 | おん ばざら だらま きりく |
開 山 | 朴心僧都 |
開 創 年 | 寛文年中(1661〜73) |
縁 起 | その昔、当寺領一帯を白山といい、津藩二代藩主藤堂高次(在職1630〜69)が白山妙理大権現(天照大神の娘、菊理姫を守護神とする)を祀り、祈願所としていた。寛文年中(1661〜73)高次が病魔に冒され苦しんだ時、阿闍梨朴心に病気平癒の祈祷を命ぜられた。朴心は三密加持の秘法を修し祈祷を続けたところ、病は忽ちにして平癒したので高次は大いに喜び、朴心に白山の土地を与え、この寺を創立させ念持仏を祀ったといわれる。これが当山の始まりである。明治初年に本堂裏山境内に四国八十八カ所霊場(小堂)が造立された。本尊は千手観世音菩薩。当山は大師法会接待、御詠歌講、数珠繰り行事など多くあり、信者交流の場として親しまれ、参詣者が多い。惜しくも、昭和二十年(1945)太平洋戦争津空襲で堂宇、古記など焼失したが、幸いにも本尊は疎開させており難を免れた。戦後本堂、山門を再建、参道も整備し昭和五十五年には裏山境内に白山妙理大権現堂を新築した。本堂には本尊はじめ、弘法大師、大黒天を安置。本堂右に建つ恵音院本堂には文殊菩薩を安置している。堂前で学業成就の祈祷会を施行する。境内に
は本堂前に不動明王、毘沙門天の二石仏が造立。東面に水子地蔵像がある。恵音院本堂は昭和二十年までは恵日山津観音寺の一院であったが、戦後当山へ移されたお堂である。一、三、九、十二月各二十一日に行われる大数珠操りは、数十人が輪になって座り般若心経を唱えながら大数珠を廻して祈念する。百万遍数珠繰りといわれ、伝承行事として広く知られている。当山は伊勢西国三十三カ所第十六番霊場である。 |
みどころ | |
年中行事 | 1月21日 初大師、百万遍数珠繰り、柴灯護摩
2月節分の日 節分会星まつり、本護摩
3月21日 春彼岸会、百万遍数珠綴り、柴灯護摩、彼岸封じ
4月21日 弘法大師会式、永代経供、柴灯護摩
大般若転読、戦没者供養、大接待日
5月21日 白山妙理大権現会式
9月21日 秋彼岸会、百万遍数珠繰り、柴灯護摩、彼岸封じ
12月21日 終大師、百万遍数珠繰り、柴灯護摩修行
毎月21日 諸願成就祈祷(学業就職)菩薩堂前 |
交 通 | (公共交通)近鉄津駅西口より徒歩3分
(車)国道23号線より県庁前西入り、県道118号線右折、津駅西口へ |
メールアドレス |
|
ホームページ |
|
写 真 |
|