所 在 地 | 伊賀市山出1658 |
電話番号 | 0595-21-3559 |
本 尊 | 虚空蔵菩薩 |
宗 派 | 真言宗豊山派 |
真 言 | なうぼう あきゃしゃ ぎゃらばや おん ありきゃまり ぼり そわか |
開 山 | 弘法大師 |
開 創 年 | 大同年間(806〜10) |
縁 起 | 大同二年(807)弘法大師が唐より帰朝せられ修法のため諸国巡歴の際当地に留まり、求聞持法修行のために一刀三礼をもって虚空蔵菩薩像を刻み、草庵を営まれたのがこの寺の始まりと伝える。境内に残る「空海の閼井戸」や「空海実植の椿」などはその事跡を物語っている。本尊虚空蔵菩薩座像は木造、94.8cmで国の重要文化財に指定され、秘仏のため三十三年に一度開扉される。天正の兵火からも逃れた本尊は、現世利益を施し祈願者が多い。同地区にあった万照山小真庵の本尊地蔵菩薩を明治初期に合祀、脇仏として安置されている。このほか木造聖観音立像は重要美術品。鐘楼堂の銅鐘は、高さ1m弱の小型であるが、江戸期の作として由緒の確かさが評価され、また伊賀最古のものとして平成十年県の文化財に指定された。ほか千手十一面観音像、修験小天狗清蔵像も安置されている。境内には行者堂、三十三観音堂、十三重塔、鐘楼堂が造立されている。裏山は大師山と称して八十八カ所の石造をまつり霊場となっている。現在の本堂は昭和四十四年に再建された。 |
みどころ | 当山は「山出の虚空蔵さん」と親しまれ、伊賀一円に信仰を集めている。特に丑年、寅年生れの一生の守護仏として、また学業成就、商売繁昌祈願のため遠近問わず参詣者が多い。「勝因守護」のお守りはスポーツ並に心願達成のご利益があるという。当山は伊賀四国八十八カ所第三十六番霊場でもある。 |
年中行事 | 1月1日 修正会
1月13日 本尊春の大縁日・大般若転読大祈祷法会
1月17日 初観音 21日初大師講
2月4日 節分会 15日釈尊涅槃会
3月18日〜24日 春彼岸会
3月21日 弘法大師御影供
4月8日 釈尊降誕会(花祭5月8日)
6月15日 弘法大師降誕会
6月17日 興教大師降誕会
7月21日 田虫送り護摩供祈願会
8月12日 施餓鬼法会 13日〜15日うら盆会
8月17日 観音会式 21日大師講
8月29日 小天狗清蔵上人回向
9月13日 本寺秋の大縁日
9月20日〜26日 秋彼岸会
12月12日 興教大師陀羅尼会
12月31日 札納め |
交 通 | (公共交通)近鉄名張駅西口より三交バス金坪下車徒歩5分。
(車)名阪・上野ICより国道368号線南2km。 |
メールアドレス |
|
ホームページ |
|
写 真 |
|