所 在 地 | 名張市朝日町1272 |
電話番号 | 0595-63-1304 |
本 尊 | 十一面観世音菩薩 |
宗 派 | 真言宗室生寺派 |
真 言 | おん まか きゃろにきゃ そわか |
開 山 | 不詳 |
開 創 年 | 不詳 |
縁 起 | 江戸時代中期の貞享四年(1687)菊田如幼が書いた伊賀の国の地誌「伊水温故」には、恵日山観音寺、本尊は千手観音、千手院と号す。と記されている。当時は恵日山(えにちざん)と呼ばれていたらしい。現在の山号「日照山」に改めた理由や、年時はわかっていない。天正伊賀の乱で寺々は焼失、再建されてきたが、当山は江戸末期の文久二年(1862)の大火にあい、本尊はじめ古文書類もすべて焼失し縁起の詳細は詳らかでない。
六年後の明治元年(1868)に檀信徒の寄進で庫裡堂を再建、大正十二年(1923)には山門、現在の本堂を再建した。総本山長谷寺の本尊、十一面観世音菩薩の何体かの分身の一つを受けて本尊としている。大きさは違うものの、総本山「初瀬(はつせ)の観音さま」と全く同じで大慈大悲の身心(みこころ)が伝わってくる。人々から、「おこのみ観音」…(御心身観音)『こころみ観音』…(心身観音)と呼ばれ親しまれている。古き寺歴をもつ当山は、草創以来幾多の変遷、荒波を越え、今も多くの檀信徒に支えられ今日に伝えている。 |
みどころ | 当山は近鉄名張駅西口より徒歩で約二十分のところ、山手が見える静かなたたずまいの中にある。近くに、下頓子地蔵、上頓子地蔵と呼ばれる子安地蔵菩薩が祀られており、子授け、安産を祈願する人々の信仰を集めている。毎年四月八日に地蔵会式が営まれる。当山毎年二月一日の節分星祭「豆まき法要」は楽しい行事として多くの善男善女が参詣する。当山は伊賀四国八十八カ所第八十二番霊場でもある。 |
年中行事 | 1月1日 修正会
2月1日 節分会(豆まき法要)
3月21日 春の彼岸会
旧暦3月21日 弘法大師御影供
8月3日 施餓鬼供養会
9月23日 秋の彼岸会
12月31日 除夜会
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交 通 | (公共交通)近鉄名張駅より徒歩20分。
(車)国道165号線より新夏見橋で国道368号線西進2km。 |
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