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第四十八番 多寶山 釈迦院 丈六寺

たほうざん しゃかいん じょうろくじ

所 在 地名張市赤目町丈六529
電話番号0595-64-3226
本  尊釈迦如来 宗  派真言宗東寺派
真  言なうまく さんまんんだ ぼだなんばく
開  山妙光比丘 開 創 年大宝二年(702)
縁  起寺伝によれば、文武天皇の御宇大宝二年(702)妙光比丘下化衆生の発願により創建されたものといわれている。大和室生寺の寺記によれば、丈六寺は室生寺への入口で大門が設営され、室生山四門の一つと称されていた。往時は七堂舎の大伽藍であったと伝える。平安後期の永寓元年(1165)に斎王好子内親王が帰京の途次この丈六寺で一泊された事実がある。丈六の釈迦仏を本尊として安置したことから、丈六寺の名が出たのだろうと思われる。平安後期においてすでに著名な寺院であった。鎌倉から室町にかけてさらに盛大となり、境内にある正応四年(1291)建立の五輪塔は東大寺を再興された良弁上人の供養塔ともいわれている。天正の織田兵火により全焼の被害を蒙った。その十余年後の慶長二年(1597)本堂を再建、現在の本堂は寛政四年(1792)の造立である。古くは日光山と号し、現在は多寶山と称する。安置せる仏像として、本尊のほか薬師如来、六臂如意輪観音、雪山釈迦如来(一夢法師御持仏)がある。また大般若経六百巻(一夢法師宝暦二年奉納)法華経八巻(一夢法師奉納)、釈迦涅槃図(応永六年老年願衆奉納)の三点はいずれも市の文化財に指定されている。そのほか詳かでない部分はあるが往昔の大刹であることには間違いない。
みどころ境内入口に「弘法大師霊場」「女人高野北門」と刻まれた古い石標が立っている。往古より大師詣りの道標を思わせる。女人高野北門は室生寺への入口大門を示している。境内に石仏の福寿延命地蔵尊がまつられ、良縁、安産にご利益があるとして参詣者が多い。また当山に伝わる半鐘はその昔、雨乞いに宇陀川に投げ込み、川に住む竜神を怒らせて雨を降らせたという鐘である。当地名も寺名に由来し丈六という。この地に今はひっそり佇む当山も往古の面影は薄いが、境内の雰囲気は何となく古刹を偲ばせる。当山は伊賀四国八十八カ所第四十九番霊場でもある。
年中行事 
交  通(公共交通)近鉄赤目口駅より徒歩10分。
(車)国道165号線、井出より南東入り。
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写  真 外観