所 在 地 | 名張市下比奈知1978 |
電話番号 | 0595-68-1696 |
本 尊 | 十一面観世音菩薩 |
宗 派 | 高野山真言宗 |
真 言 | おん まか きゃろにきゃ そわか |
開 山 | 徳道上人 |
開 創 年 | 神亀年間(724〜29) |
縁 起 | 寺伝によると、神亀年間(724〜29)徳道上人の開基にかかり、七堂伽藍あり塔頭数ヵ寺を有する一山寺であったと伝える。しかし、天正の兵火で悉く焼失してしまった。兵災後、下比奈知の氏次という土豪が一宇を再建し、長谷寺の本尊十一面観音と脇侍の天照皇大神、春日大神を模刻してこれを安置、開眼供養して再興を図ったと伝えられる。氏次の姓は不明である。正徳二年(1712)に至り往僧誘致により中興されている。江戸末期(1800〜)には寺運は必ずしも順調でなく衰退していたが、明治元年(1868)往僧になった鈴木賢瑞が再興に尽力し建て直して今日に及んでいる。所蔵の仏像は本尊十一面観音はじめ、薬師如来、阿弥陀如来、聖徳太子、聖観音、不動明王、五大明王、弘法大師、興教大師の各像が安置されている。境内には、鐘楼門、護摩堂、弘法大師、歓喜天像を祀る祖師堂、参篭所が建ち並んでいる。本尊の十一面観音像は「三国地誌」によると本地埀迹(姿を神に代え衆生を救う)により名居神社のご神体にされていたとあり、今も所願成就を祈り近在近郷の厚い信仰を集めている。 |
みどころ | 本堂裏の観音山に西国三十三番の霊場の観音石仏が祀られ、古くから参詣者が多い。参道の桜、石楠花など花季には美しい。本堂がこの観音山の森の緑に映えて威容然として格調高い。鐘楼門は明治二十五年(1892)の建立で、鐘楼は太平洋戦争中供出されたが、昭和五十年に再興して奉釣され、大晦日には除夜の鐘が打たれる。当山は伊賀四国八十八カ所第四十六番霊場でもある。 |
年中行事 | 1月7日 初祈祷、大護摩供
旧暦1月17日 大般若会、厄除祈願
旧暦2月初午の日 初午祈願会
4月第2日曜日 仏生会、水子供養
8月7日 施餓鬼会
8月17日 精霊送り万灯会 |
交 通 | (公共交通)近鉄名張駅西口より三交バス下比奈知下車徒歩10分。
(車)国道368号線、名張下比奈知郵便局西入り南方。 |
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