所 在 地 | 伊賀市伊勢路731 |
電話番号 | 0595-52-0830 |
本 尊 | 阿弥陀如来 |
宗 派 | 真言宗豊山派 |
真 言 | おん あみりた ていぜい からうん |
開 山 | 不詳 |
開 創 年 | 不詳 |
縁 起 | 当山も天正六年から同九年(1578〜81)にわたる織田信長の伊賀攻めに遭い、堂宇、寺記類悉く焼滅し由来の詳細はわからない。ただ寺伝によると、境内に残る閼伽井(あかい)と称する井戸は、弘法大師全国修行の途次、この地で清泉の湧く井戸を掘り当て、仏前に供えられたという大師ゆかりの井戸で、山号の由来となり、人々は大師修養の旧蹟として一宇を建立したのが始まりと伝えられている。古昔は伊勢参宮の途路、参詣する人々が大へん多かったと伝えている。本尊は阿弥陀如来、ほか大日如来、弘法大師像、観音菩薩像など本堂に安置されている。また当山所蔵の両界曼荼羅は、町の文化財に指定されている逸品である。境内には元亀年間(1570〜73)の作といわれる延命地蔵菩薩が祀られ、大聖歓喜天を祀る聖天堂も建てられている。当山から3q程山間の境外地には「青山大師」があり、山内に八十八ヶ所の石仏が祀られ巡拝できるようになっていて当山が管理しており、八月二十一日には青山大師会式が営まれ、多くの参詣者でにぎわう。また4q先の青山高原登山口に弘法大師一夜の作と伝わる石仏もある。弘法大師ゆかりの寺院である。 |
みどころ | 当地伊勢路は、その昔大和から伊勢に向う初瀬街道の宿場町として栄えたところ。今も名残を留める「太一」と刻まれた常夜灯が街道筋に見当たる。境内の閼伽井の閼伽とは仏前に水を供えるという意味で、今も飲料用、生活用水に使われている。当山は伊賀四国八十八カ所第二十一番霊場でもある。 |
年中行事 | 1月5日 大涅槃会
2月15日 涅槃会
3月21日 春の彼岸会
4月8日 釈迦誕生会、花まつり
8月10日 施餓鬼会
8月16日 大聖歓喜天会式
8月21日 青山大師会式
9月23日 秋の彼岸会 |
交 通 | (公共交通)近鉄伊賀上津駅より徒歩10分。
(車)県道伊賀青山線、国道165号線伊勢路口西入り。 |
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