八十八ヶ所寺院リスト ホーム ホーム


第三十五番 雨華山 観音院 正福寺 

うげざん かんのんいん しょうふくじ

所 在 地伊賀市東高倉1148 
電話番号0595-21-3876
本  尊阿弥陀如来 宗  派真言宗豊山派
真  言おん あみりた ていぜい からうん
開  山不明  開 創 年鎌倉後期(1320〜)
縁  起当山は境内に鎌倉後期(1320〜)の造立と推定される五輪塔がある以外、往昔の史料が残存せず開基の詳細は不明である。寺伝によれば、開山後天正の兵火にも遭い、嘉永六年(1853)の大地震で本堂ほか諸堂宇も倒壊してしまい、昭和年代に入るまで本尊を庫裡に安置し、今日まで守り継がれてきたが、縁起の由来は明らかでない。昭和五十一年(1976)村内の各所にあった無縁仏を当山境内に移し、嘉永の地震で亡くなった人等、その他無縁の霊を祀り毎年春秋彼岸に無縁仏供養が営まれる。昭和五十四年(1979)に至り、檀家及び近郷近在の信者、信徒より本堂再建の協力を得て、現在の本堂が完成された。本尊は舟底型光背で知られる阿弥陀如来像、脇侍に勢至菩薩、観世音菩薩を安置。境内には、日を限って祈願するところから「ひぎり大師」と呼ばれる弘法大師を祀る大師堂、また、かまどの神とも呼ばれ、勝運の神と崇敬される三宝荒神を祀る小堂が建てられている。当山は古来より病気平癒、家内安全、合格祈願など所願成就を祈り、霊験あらたかと、いつの頃からか「ひぎり大師」と呼ばれる大師信仰で親しまれている。とくに一月の護摩祈祷、夏の厄除きゅうり封じの日には参詣者が多い。当山のすぐ裏手を走るJR関西本線をわたって、小高い山に向かって約十分、竹薮の道を行くと、第三十四番の仏土寺に至る。当山は伊賀四国八十八カ所第十三番霊場でもある。 
みどころ 
年中行事1月8日   初祈祷 護摩祈祷供
2月節分の日 節分会 厄除祈祷 星まつり
7月8日   厄除きゅうり封じ
毎月21日  弘法大師御影供
春秋彼岸供養 無縁仏供養
 
交  通(公共交通)近鉄新居駅より徒歩5分。
(車)国道422号線柘植川北側500m西入り。  
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写  真 外観