所 在 地 | 伊賀市上野西日南町1739 |
電話番号 | 0595-21-3584 |
本 尊 | 不動明王 |
宗 派 | 真言宗醍醐派 |
真 言 | なうまく さんまんだ ばざらだん せんだん まかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん |
開 山 | 不詳 |
開 創 年 | 元和二年(1616) |
縁 起 | 寺伝によれば慶長十三年(1608)藩主藤堂高虎が伊予今治から、津、伊賀上野藩へ移封された折藤堂家の祈願所として、高虎公に同行してこの地に移り来たと伝えられ、元和二年(1616)醍醐寺三宝院末の修験道寺院として開山したのが始まりといわれる。当初は上野天満宮の側、辻屋敷跡にあったといわれ、明治初期の神仏分離令以前、今の地に移ったとされる。爾来伊賀唯一の修験道根本道場の寺院として今日に至っている。現住職で十七代目である。当山には本尊不動明はじめ、神変大菩薩(役行者)、理源大師、大黒天などが祀られている。行者堂が平成11年春、改築され新しくなった。悪を降し衆生を守る不動明王尊、厄難遁除身体強健の役行者への信仰厚く、宗派を問わず祈願成就の祈願に訪れる人が多い。当山は上野天満宮天神まつりとの関わりが古く、当時記によると三代高久公から病気平癒の報謝として、能面が下附され、その能面をつけて祭礼行事を勤めたと記されている。同まつりの鬼行列に「役行者」や「五大明王」を表す「大御幣」は厄除けの意味合いがあり、修験道場の当山が古くから天満宮と関わりがあった影響と考えられる。 |
みどころ | こじんまりとした寺院で、修験道寺院らしく行者堂が新しくなって清々しい。松尾芭蕉ゆかりの「みのむし庵」がこの近くにある。上野天神まつりの鬼行列は、高久公から拝領の能面を冠って練り歩いた事により始まり、これらが基となって現在の鬼行列に発展したものと考えられ、当山へ拝領下附の能面が行事ルーツの一因になっていると推定してみるのも興味深い。 |
年中行事 | 1月8日 初護摩祈祷
2月節分の日 節分会
3月1日 厄除大般若祈祷
4月18日 不動尊会式・紫灯大護摩
5月中 高野山参詣(団参)
8月第一土曜・日曜 大峰山まいり(入峰修行)
春秋彼岸 彼岸会、十三仏講
毎月18日 心願護摩祈祷 |
交 通 | (公共交通)近鉄上野市駅(上野産業会館)より三交バス銀座四丁目下車徒歩3分。または上野市駅より徒歩15分(車)名阪国道上野東ICより北入り |
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