所 在 地 | 伊賀市上野農人町354 |
電話番号 | 0595-21-4144 |
本 尊 | 愛染明王 |
宗 派 | 真言宗豊山派 |
真 言 | おん まか らぎゃばぞろ しゅにしゃばざら さとば じゃくうん ばんこく |
開 山 | 鏡覚阿闍梨 |
開 創 年 | 文治・建久年間(1185〜99) |
縁 起 | 当山縁起によれば、文治、建久年間(1185〜99)京都醍醐寺の寛深僧正がこの地で、後鳥羽天皇(在位1183〜98)の病気平癒祈願を修すると本尊愛染明王は霊光を放ち霊験により平癒されたといわれる。天皇は現在の山・院・寺号を下賜され、寛深僧正の信憑する鏡覚阿闍梨を開基とし壮大美麗な堂宇を建立。これが当山開創立にまつわる由緒である。人々の目を見張らせたというこの寺院も、天正の兵火により惜しくも焼失してしまう。その後寛文年間(1661〜73)実恵法印が再興され、代々住職の寺運興隆の尽力により今日に及んでいる。当山は俳聖松尾芭蕉家の菩提寺であることも知られている。芭蕉の遺髪を埋葬した故郷塚がある。大正年間に保存会が設立され、参道整備、由来碑の造立などの翁の遺風を今に伝えている。本堂には本尊愛染明王を安置。境内には大日如来を祀る持仏堂、地蔵堂、行者堂、聖天堂がある。寺容は端然として枯淡の味わいがある。徒歩で二,三分のところにある芭蕉生家への遊訪と合わせて参詣する人も多い。芭蕉は度々故郷へ帰ったというが、大坂で没し、遺言により大津市膳所の義仲寺に葬られた。門人たちが翁の徳を慕い、遺髪を菩提寺の当山に埋め故郷塚を建てた。碑には「元禄七年芭蕉翁桃青法師十月十二日没」と刻まれている。県指定史跡である。境内庭園に芭蕉句碑はじめ、門人、俳人たちの句碑が七基、記念碑二基が造立されている。当山は愛染明王への信仰と俳聖芭蕉を偲び訪れる人が多い。 |
みどころ | |
年中行事 | 2月節分の日 節分会
4月8日 花まつり
8月26日 六夜会式 愛染明王縁日
10月12日 芭蕉祭墓前供養
春秋彼岸 彼岸会 無縁仏供養
毎月21日 弘法大師御影供 |
交 通 | (公共交通)近鉄広小路駅より徒歩3分(車)名阪国道から国道422号線に出て北へ |
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