所 在 地 | 亀山市白木町1221 |
電話番号 | 0595-82-9032 |
本 尊 | 虚空蔵菩薩 |
宗 派 | 真言宗御室派 |
真 言 | なうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん あり きゃまり ぼり そわか |
開 山 | 行基菩薩 |
開 創 年 | 天平十五年(743) |
縁 起 | 寺伝によれば、聖武天皇天平十五年(743)、癸末の春、僧行基により開山されと伝えられ、聖武天皇の勅願所にして、一国無双の霊場であったと記す一片の略縁起が残されている。その後、弘仁六年(815)乙末の3月13日、弘法大師42歳の時、当山に於いて虚空蔵菩薩求聞持法を修せられると、明星光を放ち、柏の大樹に入る。大師はこの霊樹を以て、虚空蔵菩薩を刻み本尊となし、また柏の字を分け、里を白木と名付け、山を明星と号して中興開山なされたと伝える。戦国時代、江州観音寺城主の大角氏、日野城主蒲生氏等の安楽越数度の討入り時、兵災に遭い堂宇、古書など焼亡し、当山も次第に衰退していった。弘法大師中興以来、数度の災禍に見舞われ、大正年間にも火災により本堂、庫裡を焼失したが、その都度信者、有志の浄縁をもって伽藍復興し今日に至っている。本尊虚空蔵菩薩の霊験あらたかと、今も13年目の未の年に開帳供養が営まれる。毎年4月13日(旧暦3月13日)の縁日には多くの参詣者あり、遠近に聞えた名刹といえる。 |
みどころ | 当山は明星岳(549.4m)の中腹にあり、往古は人も住んでいなかったが、当山の創建により、人々が移り住むようになってきたという。地名の由来についても、現在山に柏の木が繁茂しているところから、伝説も真っ向から否定できないと思えてくる。国分寺とは聖武天皇天平十三年(741)勅により、国ごとに置かれた寺であるが、当山のように山上に建てられるようになったのは平安時代に入ってからといわれる。平安中期以後になると勅願寺、など特殊寺院を建てて国分寺要務を代行させたといわれており、当山もこの部類かという説もある。当山は500m余の山上にあり、ご希望により、納経印は二十六番石上寺でもうけられる。 |
年中行事 | 4月13日 大会式
12月第二日曜日 虚空蔵菩薩護摩供養
毎月13日 会式
十三年ごと未年 本尊御開帳 |
交 通 | (公共交通)JR関駅より徒歩60分 (車)国道1号線JR関駅より県道四日市〜関線北進、4km。明星岳中腹 |
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