所 在 地 | 鈴鹿市稲生西二丁目12-13 |
電話番号 | 059-387-4587 |
本 尊 | 千手観世音菩薩 |
宗 派 | 高野山真言宗 |
真 言 | おん ばざら たらま きりく |
開 山 | 中興政海法印 |
開 創 年 | 慶長十年(1605) |
縁 起 | 開基の詳細は不明であるが、同町神宮寺との関わりが深く、よく似た時期に建てられたものと考えられている。(天平年間749頃)神宮寺と共に伊奈冨神社との関係が深く、この慈恩寺が葬儀供養関係一切を取り扱っていたという。爾来、幾多の変遷を経て、慶長十年(1605)政海法印により、寺運を中興させた。この頃本堂を再建。その後時代と共に盛衰をたどるが、享保年間(1801〜04)忍盛師により再興されている。当山は元禄年間(1688〜1704)京都東寺の学僧「寂泉」が入寺し、学問の神京都天満宮を勧請し、祠を建てて祀り、寺子屋を開いて子弟の教育を始めた。寺子屋は歴代住職に引き継がれ、明治中期の住職宇賀自宝師は特に熱心に寺子たちを教育したという。また村人たちも多く勉強に集まったといわれる。自宝の弟子額田部堅憧師は漢学に優れ「長へに乱れぬ道ぞたのしけれ 昔をしのぶ文の糸口」と感懐を述べている。天神さんのお祭り(7月25日)には花火をあげて大にぎわいだったという。昭和60年12月に新しく天神社を建立し、学芸の上達を祈る参拝者が多い。山門前に「三重四国八十八ヶ所第十九番札所・雲林山慈恩寺」と刻まれた石柱が建てられ、清楚な感じをうける。正面に本堂、右面に鐘楼堂がある。真言宗のお寺であると共に、学問の寺、稲生の天神さんと呼ばれ親しまれている。 |
みどころ | |
年中行事 | 2月3日 節分会(星供養)
7月25日 天神祭
12月31日 除夜の鐘
毎月21日 写経の会
毎月25日 天神護摩祈祷(学問向上他) |
交 通 | (公共交通)近鉄白子駅より三交バス稲生局前下車徒歩5分(車)国道23号線白子高校より西入り |
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