所 在 地 | 鈴鹿市神戸六丁目7−11 |
電話番号 | 059-382-0610 |
本 尊 | 千手観世音菩薩 |
宗 派 | 真言宗智山派 |
真 言 | おん ばざら たらま きりく |
開 山 | 行基菩薩 |
開 創 年 | 天平十二年(740) |
縁 起 | 寺伝によると、天平十二年(740)聖武天皇の勅により、行基が東大寺無事建立祈願の途次、この地を訪れた折、林の中に清泉が湧き出て金光を放つのを見て感得し、聖武天皇勅願寺として開創されたと伝える。山号「金井山」の由来となっている。 往昔には清泉湧出の地に、寺院を建立されることが多く、当山もその例によるところと考えられる。のち、神戸城主代々の祈願所として栄え、当時寄進の数々が今も現存している、桃山時代に再建された本堂は、寛永年間(1624〜44)に中興尭元和尚により、大修理が行われ、近年では平成八年に屋根等の修復工事が完成し、今日に至っている。本堂内部は桃山様式で須依壇の彫刻、極彩色の柱、華麗な壁画、格天井の花鳥の絵など市内では数少ない桃山建築といわれている。本尊千手観音は平安時代の作。像高1.27m、桧の一木造り、全般に彫り浅く優美なお顔という。この像は秘仏で、年一回8月9日深夜から10日未明にかけて開扉される。国の重要文化財である。閻魔堂の草創は南北朝後期(1300年代後期)と伝えられ、のち宝永年間(1704〜11)に再建されている。この堂は行路横死者、病没遊女、水子等不運な人々の供養のため建立されたという。毎年2月16日、8月16日の両日に開扉、えんま会式を施行。 |
みどころ | 山門前に「国宝本尊観世音」と刻した大きな石柱が建っている。正面に本堂、その右手に由緒ある閻魔堂があり、「えんまの寺」としても有名。本尊、千手観音像が全体に保存が良いのは、秘仏として年一回、時間を限って開扉されるからであろうといわれている。 |
年中行事 | 1月1日〜3日 初詣
二月節分の日 節分会
3月彼岸中の日曜日 春彼岸会
4月21日 御影供
8月9日23時〜25時 本尊御開帳、十日観音
8月16日 えんま会式(地獄草子公開)
9月23日 彼岸会
12月31日 除夜の鐘
毎日1日、21日 月例御縁日 |
交 通 | (公共交通)近鉄鈴鹿市駅より徒歩10分 (車)県道103号線鈴鹿市農協南道西入り |
メールアドレス |
|
ホームページ |
|
写 真 |
|