所 在 地 | 四日市市泊山崎町3-5 |
電話番号 | 059-345-0800 |
本 尊 | 聖観世音菩薩 |
宗 派 | 真言宗豊山派 |
真 言 | おん あろりきゃ そわか |
開 山 | 行基菩薩 |
開 創 年 | 聖武帝御宇(724〜49) |
縁 起 | 縁起によれば、聖武天皇の御宇(724〜49)行基により開山された古刹と伝えられる。本尊の聖観音像は弘法大師一刀三礼の作といわれる。その昔、西国三十三所観音霊場を再興された花山法皇(986天皇退位)が谷汲山参詣後、京への帰路、当山にて一泊なされた。法皇が本尊を拝されると奇しくも光明が輝いたので奇異に感じ入り、寺号を光明寺と称するよう勅されたと伝えられている。これを機に地名も法皇がこの地に泊まられたことから泊村と呼ぶようになったとされている。いま一つの伝承として、弘法大師が本尊彫刻の折、毎夜多くの仏に囲まれ、水を望まれるので朝を待ち、井戸より仏前に供える水を汲んだところ、一体の石仏を汲み上げたという。大師は驚き早速本堂に安置し供養されたといわれる。後年天正の兵火にも本尊と共に難を免れ、「霊験あらたかなり」として、井戸の水は延命長寿の霊水と拝し、求め来る人が後を絶たなかったと伝える。石尊仏は花山法皇の御縁から西国三十三観音の化身であると解し、西国三十三霊場の土を運び、小霊場を建立した。当山は以前、現在地より西方の泊山高台にあったが太平洋戦争中に今の地に移り、堂宇を再建、寺地を整備された。本堂には、本尊の聖観音菩薩、不動明王、愛染明王を祀る。境内の大師堂に弘法大師を祀る。西国小霊場の三十三仏は観音堂に安置されている。 |
みどころ | 境内に入ると正面に本堂、本堂左に大師堂、南面に観音堂が建ち並んでいる。観音堂に安置の石仏像がかつて泊山高台に造立されていた西国三十三霊場の仏様で今は一堂の中に納められている。昔を偲び参詣すれば一層の味わいがある。中央部に寛保三年(1743)建立の宝篋印塔が建てられている。鐘楼堂、梵鐘は近年信者により奉納された。大晦日には、近郷の人々が除夜の鐘をつく風習になっている。 |
年中行事 | 2月節分の日 節分供 星まつり
3月初午の日 初午供 厄除祈祷
4月11日 春季永代経
10月11日 秋季永代経 |
交 通 | (公共交通)近鉄泊駅より徒歩1分。
(車)国道一号線泊分交差点西北1km。 |
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