所 在 地 | 桑名市北別所156 |
電話番号 | 0594-22-5596 |
本 尊 | 阿弥陀如来 |
宗 派 | 真言宗醍醐派 |
真 言 | おん あみりた ていぜい からうん |
開 山 | 定舜法師 |
開 創 年 | 建仁四年(1204) |
縁 起 | 当山縁起によれば、開山は鎌倉初期、建仁四年(元久元年・1204)京都泉涌寺の三世、定舜法師に係る古刹である。北伊勢地方鎮護のため、この地に建立されたと伝えられる。過去帳に開山の同法師は寛元三年(1245)の没と記されているとのこと。時下り、永正年間(1504〜21)に乗覚照範和尚が伽藍を修復、堂宇を建立して中興された。当時は43房を有し、僧兵一千余命を置くほどの大寺であったといわれる。のち天正年間(1573〜92)の戦火に遭い、現在の堂宇のみが残った。寛文の初め(1661〜)信行法師が当山にこもり、寺運再興を図られ、桑名藩主松平定重公に言上し、寺地を与えられ寺院を再建し、寺容を整備して今日に及んでいる。現在の阿弥陀堂は、嘉永三年(1850)に再建されたものである。本尊は、天和二年(1682)中興信行法師の作になる土で造られた阿弥陀如来像と昭和に入って造られた阿弥陀如来像との二大仏が、本尊として安置されている。山号「土佛山」は信行法師の造られた土の尊像に由来しているという。明治元年より続いている毎年4月17日に行なわれる秋葉大祭火渡り神事には、多くの参詣者が集まる。当山は伊勢七福神霊場(恵比須神)である。 |
みどころ | 土仏像を造られた信行法師は桑名の生まれ、土細工師で自作の品を城主に献上するほどの名匠であったと伝えられる。洞穴に祀られる不動明王は「願かけ不動」と呼ばれ、霊力は貴きものがあるという。奥の院の秋葉堂には、秋葉三尺房大権現、恵比須神、天手力雄命、九頭龍大神、地蔵菩薩、聖観世音菩薩、大聖歓喜天などが祀られている。奥の院は高台で見晴らし良く、往時は景勝地として憩いの場所であったと伝えられている。 |
年中行事 | 1月1日 新年護摩供
2月節分の日 節分厄除
4月17日 秋葉大祭火渡りの行事
紫灯護摩供
11月中 永代経法要
毎月17日 息災増益護摩供
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交 通 | (公共交通)近鉄桑名駅西出口より徒歩15分 (車)国道1号線中央町より西進、1.2km 桑名東IC東入り、1km |
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